2014-05-15 第186回国会 参議院 総務委員会 第19号
あるいは、今回のもう一つのキーワードであります集約とネットワークと四全総の開発方式のところに書いてあります交流ネットワーク構想とどれほどの大きな違いがあるのかとの点に立って質問をさせていただければと思います。
あるいは、今回のもう一つのキーワードであります集約とネットワークと四全総の開発方式のところに書いてあります交流ネットワーク構想とどれほどの大きな違いがあるのかとの点に立って質問をさせていただければと思います。
このときは、計画策定の意義といたしましては、一つは、東京を国際的な金融センターというか、そういうものとして育成していくべきではないかという議論がある一方で、東京圏への集中をどう是正するかということが大きな目標だったと思いますが、その中で打ち出されていた考え方は、多極分散型国土を形成するといった観点から、交流ネットワーク構想というものが戦略的な手段として位置づけられておるわけであります。
いろいろな国の機関もこの東京から地方に持っていこうということで、多くの国の機関が地方移転になっていることは御高承のとおりでございますが、そうした中で開発方式として交流ネットワーク構想というものもとられたわけでございますけれども、その評価につきましてお伺いをいたしたいと思います。
四全総は、人口、諸機能の東京一極集中、産業構造の急速な変化等による地方圏での雇用問題の深刻化、本格的な国際化の進展といったことに対応するために、交流ネットワーク構想、これを提起したということが最も中心的な事柄になっております。その結果として、一極集中を排除して、多極分散型国土の構築を目指したということだと思います。
○大石政府参考人 高速自動車国道の予定路線一万一千五百二十キロの決定経緯でございますが、これは、第四次全国総合開発計画、いわゆる四全総でございますが、これが多極分散型国土の形成、それを支える交流ネットワーク構想、これで打ち立てられたわけでございますが、この際に、高規格幹線道路網一万四千キロ、これをもって交流ネットワーク構想としたところでございます。
昭和六十二年に策定をされました第四次全国総合開発計画におきましては、東京一極集中を是正しまして、多極分散型の国土を形成するということを目標にいたしまして、地域が主体となりました地域づくりや全国一日交通圏の形成などをねらいといたします交流ネットワーク構想を推進するということとしたところでございます。
特にこの高規格幹線道路につきましては、昭和六十二年に四全総で提唱されました交流ネットワーク構想というものを推進するために、地方の中心的な都市からおおむね一時間以内で高規格幹線道路が利用可能となるように、あるいは地方の中心的な都市だけではなくて、全国のあらゆるところから高規格幹線道路に一時間で到達できるように、そういうような全国的なネットワークとして整備することを目標に、一万四千キロの計画を定めたところでございます
四全総は、東京一極集中批判が高まる中で、言葉の上では多極分散型国土形成を掲げ、交流ネットワーク構想を打ち出し、全国に高速道路網を張りめぐらせる高規格幹線道路網一万四千キロの整備を掲げています。
けさほどの午前中の質疑でも触れられておりましたけれども、四全総で掲げられた交流ネットワーク構想でも運輸省の果たすべき役割は決して小さくないと思うわけで、運輸省が法案提出に深く関与しなかったのはどのような理由によるのか、また地域の指定に当たっての運輸大臣との協議はどのような観点から行われるものか、これらの点をいま一度最後に伺って、きょうのところは私の質問を終わっておきたいと思います。
四全総の目標でございます多極分散型国土の形成、これを図るために、四全総の構想としまして交流ネットワーク構想というのを打ち出しております。これは交通だけではなく、御指摘のように、情報、特にそういう点の交流が重要であるわけでございます。
このため、基盤となる交通あるいは情報・通信体系の整備と、交流の機会づくりの拡大を目指す交流ネットワーク構想というものを推進しているところでございます。
ところで、四全総におきましては、一極集中を排除いたしまして多極分散、交流ネットワーク構想を実現をする、こううたっておりまして、その手段として高速交通ネットワークを構築することが肝要だというふうになっております。
このため、政府では昭和六十二年に策定されました第四次全国総合開発計画、これに基づきまして、基本的には地域主導の地域づくりということを推進しておりますが、その基盤となる交通あるいは通信、こういった基盤の整備を交流ネットワーク構想あるいは全国一日交通圏、こういう形で推進しているところであります。
二十一世紀の国土づくりの基本でありますいわゆる四全総では、多極分散型国土の形成に向けて、交流ネットワーク構想が提案され、全国一日交通圏の確立が目指されているというふうにこれも承知をしております。
四全総の中でも打ち出されておりますように、「交流ネットワーク構想」というものの中で、安全で潤いのある国土に、特色ある機能を有する多くの極を構成をして、地域間や国際間で相互に補完、触発し合いながら交流していくという、外国からの要因も港湾という部面ではもちろん加わるわけで、社会経済の体質改善は進んでいくことになるのだと思います。
最近各地において活発化しているさまざまな交流の動きに着目して、交流の拡大を通じて、地域相互の分担と連携関係の深化を図ることを基本とする交流ネットワーク構想をその開発方式とする、こういうふうに規定をされているわけですけれども、これと今回の三法案との関係、特に鉄道整備基金法との関係での位置づけをお聞かせいただきたいと思います。
○村岡国務大臣 四全総におきましては、国土計画の観点から全国一日交通圏の構築を初めとする交流ネットワーク構想の推進により、多極分散型国土の形成を目指すことといたしております。九〇年代の交通政策につきましても、運輸政策審議会において、先ほど局長が話したように、基本的には、そのような国土政策の観点も踏まえつつ、幹線旅客交通ネットワークの形成方策についての審議を行っているところでございます。
○細川委員 今政府が進めておられます四全総、この中では交流ネットワーク構想をその開発方式といたしまして、二十一世紀の交通体系を形成するに当たりまして全国一日交通圏の構築を目指しておられるわけでありますけれども、この四全総と、そして今審議会で審議をしていただいております二十一世紀を展望した九〇年代の交通政策、 この二つの関係はどういうふうになるのか、その点をお聞かせ願いたいと思います。
その一つは地域主導による地域づくりの推進、第二番目にはそのための基盤となります交通、情報・通信体系の整備、その次には地域間の交流機会の拡大を内容とする交流ネットワーク構想を推進することが大切だと思っております。 実は、このうち特にリゾート地域等につきましは二つの点に特に配慮する必要があると思っております。
そこで、基本的には高規格幹線道路網というのは、四全総の交流ネットワーク構想を受けまして一日交通圏の構築というものがベースになってきております。そこで一万四千キロの計画が策定されたわけでございますが、現在整備は約四割を切っております。私ども、これを一日も早く整備をするということが大事だと思っておりますが、今先生のお話のありました宮古―久慈間の沿線区域でございます。
四全総の交流ネットワーク構想を実現するため、国幹道を初めとする一万四千キロメーターの高規格幹線道路網計画が策定されております。その中に、先ほどの四県を結ぶ中部日本横断自動車道路が位置づけられております。 私は、このように地方と地方を結び合わせる道路、これこそまさに多極分散型国土の形成の根幹であり、内需主導型経済の確立には不可欠なものであると考えております。
○小林(実)政府委員 私どものいろいろつくっておりますメニューは四全総に基づいて考えておるものでございまして、御承知のように多極分散型国土の形成を目標にいたしておりますが、開発方式といたしましては「交流ネットワーク構想の推進」というのを挙げています。
昨年制定された多極分散型国土形成促進法を受けて、政府は全国一日交通圏の構築など交流ネットワーク構想を打ち出しております。これとタイアッブする形で高規格幹線道路一万四千キロを建設するという壮大な計画ができておるのでありますが、実際問題として、これがすべて全部完成するには三十年はおろか四十年はかかるであろうというのが専門家の見方であります。これでは絵にかいたもちになりかねません。